こんばんは。
コロナ禍に結婚相談所での婚活を経て、3ヶ月で成婚退会をしたコリーと申します。
婚活中の方のお役に立てばとわたしの短期成婚体験を書かせていただいています。
さて、私の婚活は夫のシンガポール赴任がなければもっと長期戦になっていたかもしれません。
現在の夫とのお見合いの日（一番最初に出会った日）は、2020年7月末でしたが、その時は彼の海外赴任の話は決まっておらず、コロナが落ち着けば赴任の可能性はかなり高い、とのみ言われていました。なので、私も「そうなんですね〜（まぁ1年後くらいかな？）」と受け止めていました。
結婚相談所は結婚相手を見つける場所なので、夫から海外赴任の可能性の話を聞いた時はもちろん彼も将来結婚する可能性がある人として、自分が赴任に帯同する場合の会社を辞めるタイミング等は考え、シュミレーションはしていました。しかし、まさか初めて会った日から3週間後に海外赴任が決まったと言われるとは微塵も思っていませんでした。彼とはお見合いをしてから1週間おきくらいにデートをしていましたが、赴任のことを告げられたのはまだプレ交際中の出会って3回目の時でした。赴任の話を言われた直後はとりあえず驚きと戸惑いが消えなかったので、そのまま特に将来の話などはすることなく解散しました。
次の4回目のデート後、山手線の電車のホームに向かう途中の路上で彼が真剣交際を切り出そうとしました。えっ、こんなところでそんなポップに？！と驚きすぎて一旦スタバに誘導し、改めて彼の気持ちを聞きました。正直、私の中ではまだそんなに気持ちが真剣交際には向いていませんでしたが、彼といると会話が途切れることがないし、何よりも楽だなとは感じていました。そして8月中旬のこの時、彼の赴任のタイミングは10月1日に決まっていました。
「しばらく時間をください」と返事を一旦真剣交際の返事は保留にして1週間くらい色々と考え、結果的に真剣交際に進むことにしました。
相談所の担当者さんからは「大丈夫？？もっと考えなくて平気？」と言われましたが、以外と追い込まれると（？）決断力はある方なので、ここで真剣交際に進まなければこの彼とは二度と会わない結果になることを考えた時、自分を信じようと思いました。そんな中、真剣交際に進んで3週間後くらいに突然指輪を見に行こう、と彼から提案されます。
（私：「どうゆうことだろう・・・」）
彼：「婚約指輪とか、コリーが欲しいものを渡したいなと思って」
それってもはやプロポーズなのでは・・・？と思いましたが、確かに私は自分が気に入った指輪を貰いたいと思っていたので（笑）、一緒に指輪を見に行きました。
気兼ねなくちょっと覗きたいと思ったので、特段予約はせずとりあえず2つのお店に見に行きました。（本店に突撃することは憚られたので、銀座三越のジュエリーフロアーをまわりました）
1．ショーメ（フランスの5大ジュエリーメゾンの1つ。あまり周囲でつけている人がいなかったので）
2．ブシュロン（同じくフランスの5大ジュエリーメゾンの１つ。デザインに個性があって好みでした）
軽く下見に行こうくらいの気持ちで行ったものの、この二つのお店を見ただけでほぼ一目惚れに近い指輪があったので、後日本店を予約の上再訪して購入しました。
そして婚約指輪選び行脚の合間の休憩時間に、IBJが提供する「結婚前のすり合わせシート」に沿って、結婚に対する価値観・結婚後の生活についての確認を銀座の喫茶店で真剣に行いました。（お金の管理をどうするか、家事分担について、子供のこと 等）このシートでやはり彼とは価値観が近いということを実感でき、より一層結婚に向けた心構えができたかなと思います。その後も3日に1回くらい会う日が続き、10月1日の彼の赴任が近づいた時、コロナの影響で彼のシンガポールビザの発給が2週間遅れることになりました。
彼の中の計画では、本当は10月に赴任、12月に一時帰国した時にプロポーズ、と考えていたようですが、コロナで一時帰国が叶うかも分からない状況になったので、まさかの渡航前日にプロポーズをしていただくことになりました。もう婚約指輪を購入した時点で引き返せない（笑）状況でしたが、嬉しかったです。（ただ急すぎて彼もあまりお店の場所の下調べができていなかったらしく、当日おめかしをしていたのに雨の中道に迷ったことは後世まで語り継がれることでしょう）
さて、彼の赴任後ですが、結果的に12月に日本に一時帰国をすることができました。
彼には10月のシンガポール赴任時、12月の日本一時帰国時、1月のシンガポール再入国時の合計3回、2週間のホテル隔離生活をしてもらうことになり申し訳なかったのですが、12月の一時帰国の時に、結婚指輪と半返しの品物を選び、両家それぞれへの挨拶、両家顔合わせを済ませました。結婚指輪は、シンプルなものはどこもデザインが似ていたのでどうしようか迷い、海外滞在中に「和」を感じることのできる指輪を制作している「杢目金屋」のものにしました。
お互い無くさないようにとの戒めも込めて、結婚指輪は完全ワリカンで（笑）そして私に常識がなさすぎて、婚約指輪の半返しの文化を知らなかったのですが、周囲よりアドバイスを受けて半返しをすることにしました。半返しの品物は時計にしましたが、夫と同じスタイルで一緒にお店へ見にいき、気に入ったものを選んでもらいました。勢い余ってそれなりの婚約指輪を買ってもらうと半返しでまぁまぁ自分の出費にもなることを知った出来事でした・・・。
10月半ばのプロポーズから12月の一時帰国、そして1月から私が渡航する5月までの間は、遠距離恋愛＆別居婚状態でした。
幸いなことに、夫の赴任先のシンガポールは日本との時差は一時間しかなく、ネット環境も整っているので、そこまでの距離感は正直感じませんでした。離れている間はお互いのその日のことを写真付きで報告しあったり、日曜日などはLINE通話を繋ぎながら同じタイミングでアマゾンプライムやネットフリックスの映画を流して、一緒に映画観賞会をしているような工夫をしたりしました。
遠距離恋愛中の不安ごとの一つに相手の心変わりや浮気などが挙げられますが、私たちの場合、今思えばお互いコロナ禍の国にいたので頻繁な外出や大勢での飲み会は制限されていることが多く、浮気や不倫の心配要素が少なかった点も別居婚を乗り越えられた理由の一つなのかなとも感じています。
さて、次回は入籍後のシンガポール渡航に向けた準備についてお話する予定です。
マーライオンに逢える日も近しです♡
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