こんにちは。ベルギー・ブリュッセル在住のKeiです。
春の陽気が心地よい5月、自宅前の道路ではマラソン大会が開催され、季節の移ろいを肌で感じる日々が続いています。
今回は、結婚記念日に訪れたブリュッセルのフレンチレストランでのひとときを綴ってみたいと思います。
海外生活でも「記念日」は大切にしたい特別な日
慣れない土地での暮らしは、日常の中に小さな不安や孤独を感じることも。
だからこそ、パートナーと過ごす”特別な日”は、お互いを見つめ直す大切な時間。
「どこか素敵な場所で、美味しいものを食べながら、ゆっくり話したいね」と選んだのが、ブリュッセル中心部にある《Bozar Restaurant》でした。
Bozar Restaurant|ミシュラン2つ星の隠れた名店
美術館「Bozar」に併設されたこちらのお店は、ミシュラン2つ星を獲得する実力派ながら、堅苦しさのない雰囲気が魅力。
予約していたのは3コースのランチメニューでしたが、実際にはアミューズやお口直しも含まれ、7品ほどがテーブルに並びました。
どの料理も美しく、味わいは繊細。素材の組み合わせに驚いたり、見た目の華やかさに思わず笑顔になったり。
「またこの時間を過ごしたい」と、自然と思えるような優しいランチタイムでした。
食後は旧市街を散歩|大聖堂から小便小僧まで
レストランを出たあとは、腹ごなしも兼ねてブリュッセル旧市街をお散歩。
徒歩圏内には、サン・ミッシェル大聖堂や小便小僧(Manneken Pis)といった観光名所が点在しています。
世界三大がっかりとも言われるジュリアンくんですが(笑)、写真を撮る観光客でにぎわっていて、旅気分も味わえました。
駐在生活が教えてくれた「2人でいること」の大切さ
海外生活は刺激的で豊かな反面、想像以上に孤独と向き合う瞬間もあります。
そんななかで、ふとした記念日を大切にできる関係性は、本当にありがたく感じます。
「誰と過ごすかで、人生の質は変わる」——これは、駐在生活を経て実感したことのひとつです。
「一緒に味わう人生」を築ける出会いを、海外でも
私たち夫婦も、出会った頃はお互い仕事に夢中で、将来の話なんて遠い世界のことのようでした。
でも、こうして海外で生活しながら、小さな記念日を一緒に祝える相手がいることの喜びをかみしめています。
もし今、海外でひとり頑張っている方がいたら——
その経験を共に笑い合えるパートナーに出会える可能性は、ゼロではありません。
海外にいても、自分らしい出会いを選べる時代へ
海外在住だからこそ共感しあえる価値観や経験が、未来のご縁につながることもあります。
「同じように海外で生きている誰かと出会ってみたい」
そう思ったときは、ぜひ一歩を踏み出してみてくださいね。
店舗情報
Bozar Restaurant
住所:Rue Ravenstein 23, 1000 Bruxelles, Belgium
公式サイト:https://www.bozarrestaurant.be
※完全予約制。特別な日にはぜひおすすめしたい一軒です。