こんにちは。ベルギー・ブリュッセル在住のKeiです。
今回の「ヨーロッパ旅便り」は、週末に訪れたドイツ・ケルンとデュッセルドルフの1泊2日旅をお届けします。
列車で国境を越えて、たった数時間の移動でまったく違う国に出会えるのも、ヨーロッパ駐在の特権。
異国の文化と、日本の懐かしさをどちらも感じられる、そんな不思議な旅でした。
ブリュッセルから2時間、まずはケルンへ
旅のスタートは、ブリュッセル中央駅からケルンへ向かう列車。約2時間で国境を越え、あっという間にドイツに到着です。
駅ナカでふわっと香ってきたスパイスの香りに誘われて、名物カリーヴルスト(カレー風味のソーセージ)をさっそく堪能!
荘厳なケルン大聖堂と、人骨の壁に驚く聖ウルスラ教会
駅を出ると目の前に現れるのが、街のシンボルケルン大聖堂。世界遺産にも登録されているこのゴシック建築は、圧倒的な存在感でした。
その後は街を歩きながら、スーパーマーケットでお買い物。ベルギーと比べて少し物価が安い印象で、ドイツらしさを感じる商品も多数。
宿泊先近くの聖ウルスラ教会にも立ち寄ってみました。
壁一面に並ぶ人骨…!実は、ウルスラと彼女に従った処女たちの遺骨が納められている納骨堂なのだそう。少しゾクっとしますが、静謐な空間でした。
夜はビアレストランと夜景の幻想
夜はライン川沿いのビアレストランで、ドイツビールと郷土料理を。ボリューム満点でも、旅先だと不思議とお腹に収まります(笑)
食後は、川の向こう岸で偶然見つけた移動遊園地へ。
夜景に浮かび上がるライトアップされたケルン大聖堂は、とても幻想的で、旅のハイライトとなりました。
翌日は日本人街・デュッセルドルフへ
翌朝は列車で30分ほどのデュッセルドルフへ移動。
この街にはヨーロッパ最大級の日本人コミュニティがあり、街を歩くと日本語が聞こえてくるほど。どこかホッとするような、懐かしさを感じました。
やばせで寿司、抹茶ラテ、バームクーヘン…
お昼は日本人板前さんが握る本格お寿司が味わえる「やばせ」でランチ。海外にいると、こういう“日本の味”がいっそう沁みます。
食後は惠光日本文化センターの庭園をお散歩。つつじの花が咲いていて、小さな日本の四季を感じられる静かな空間でした。
そのあとは、日本食材店併設のカフェで抹茶ラテをいただき、最後はバームクーヘンで有名な「ハイネマン」でお土産を購入。心もお腹も満たされて、ベルギーへと戻りました。
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ドイツで感じた“住みやすさ”と、これからの暮らしのヒント
規律正しく整った印象のあるドイツは、日本人にとって居心地が良く、どこか“暮らせそうだな”と感じる国でもありました。
そしてこの旅を通して、「海外での生活も悪くない。だけど、パートナーと一緒だからもっと豊かに感じられるのかも」と、ふとそんな想いが湧いてきました。
駐在生活の延長線に“これからの人生”を考える時間を
海外駐在は、自分の視野を広げてくれるかけがえのない経験。
でも時には、将来を共に考えられるパートナーがそばにいたら——と感じる瞬間もあるのではないでしょうか。
もし今、そんな想いを少しでも抱いているなら、
海外生活を理解しあえる誰かとのご縁を探してみるのも、一つの選択かもしれません。